30代の専業主婦歴8年、小学生2人の母しろです。
専業主婦のみなさん、お小遣いはありますか?
専業主婦は自分に収入があるわけではないので、
もらうことをためらっている人や
必要なときだけ家計からもらっている人などが多いかもしれません。
今回は専業主婦もお小遣いをもらうべき理由について、お話したいと思います。
専業主婦にもお小遣いが必要である理由
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先ほどお話した通り私は専業主婦で、収入はありません。
でも、お小遣いを月に10,000円もらっています。
お小遣いをもらうになった理由には、もらわない2つのデメリットがあったからです。
それぞれ、どういう意味かを説明しますね。
家計・貯金が安定しない
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お小遣いをもらわないと言っても、自分のことに1円もお金を使っていない人はいません。
美容院に行ったり、服を買ったり、友達とランチに行くこともあるかもしれません。
お小遣いがないとき、そのお金がどこから出るかと言ったら、家計や貯金からです。
「ちょっとだけだから」や「必要経費だから」と、
なんとなく使っていると使途不明金となり、家計が赤字の原因にもなります。
また、せっかく先取り貯金をしたとしても、貯金を下ろしてばかりいたら本末転倒です。
我慢・不満は、いつか爆発する
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お小遣いがないと、家計や貯金から使ってしまうという話をしましたが、
罪悪感なく使っている人はいないと思います。
罪悪感があるので、「できるだけ安く」「できるだけ少なく」と思ってお金を使います。
すると、せっかく自分のためにお金を使ったのに満足感が得られません。
いつも我慢している気持ちになり、お小遣いを自由に使っている夫にイライラしてしまいます。
お小遣いをもらうメリット
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こういった理由から、専業主婦もお小遣いをもらうべきです。
お小遣いをもらうと3つのメリットがあります。
1.自分のお小遣いがあるので、家計や貯金から使うことがなくなります。
すると、家計が安定し、貯金も増えていきます。
2.また、自分のお小遣いの範囲でなら好きなように使えるので、
我慢すべきところと、奮発するところを自由に決められます。
罪悪感がなく満足した状態が続きます。
3.さらに、「お金がないから」と目を背けていたことにも、挑戦できるようになります。
美容院でパーマをかけてみたり、資格取得の通信講座に挑戦したりできます。
一括で払うのは難しくても、少しずつお金を貯めれば夢ではありません。
私もお小遣いをもらうまでは、3つ目のメリットには気づけませんでした。
収入のない専業主婦がお小遣いをもらうのは
「贅沢だ」という意見もあるかもしれません。
でも、それは他人の意見です。
家計が安定して、イライラも減って、前向きになれる、
こんなメリットがあるのに、お小遣いをもらわない意味が分かりません。
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そうは言っても、いくらもらったら良いのかしら?
そんな方のために次の章では、いくらもらうべきか考えてみましょう。
専業主婦のお小遣いはいくらが妥当?
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では、専業主婦のお小遣いの金額はどのように決めれば良いのでしょう?
次の2つの方法から考えてみましょう。
世間一般の専業主婦のお小遣いの額
まずは一般的な専業主婦のお小遣いの額を知りましょう。
専業主婦のお小遣いは1万円前後が最も多いですが、「お小遣いがない」と回答した人も全体の15%いました。
出典:【既婚女性1000人を対象にアンケート調査】妻のお小遣いは平均いくら?使い道は女性の必需品が上位に!
また、専業主婦全体のお小遣い平均額は13,391円でしたが、全体の約8割を占めるボリュームゾーンの平均額は7,876円。
特別に余裕がある家庭を除くと、専業主婦の多くはお小遣いが1万円に満たないことがわかりました。
このことから、世間一般の専業主婦のお小遣いの額は8,000円前後が多いということが分かります。
とはいえ、あくまでも平均的な話です。
こちらには家庭の収入額は考慮されていません。
ですので、収入からお小遣いの金額も考えてみましょう。
収入から考えるお小遣いの金額
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収入からの考え方はこちらを参考にしてください。
一般的には、夫婦の給料を合計した収入金額の10%がお小遣いとして理想的な金額と言われています。
出典:夫婦のお小遣い相場はいくらが目安?双方が納得できるお小遣いルールの設定方法を解説
収入の10%ということですので、
夫の収入が30万円だったら、夫婦合わせて3万円が
家庭内のお小遣いの理想的な金額ということです。
なるほど、夫婦で3万円はなかなか厳しいと思うのは私だけでしょうか?
ちなみに我が家の例ですが、
- 主人のお小遣い 月50,000円
- 私のお小遣い 月10,000円
と、しています。
残念ながら収入の10%を超えてしまっています。
主人のお小遣いが多い理由には、ランチ代・飲み会代・洋服代などもろもろを含めてあること、
あと、風邪をひいたときの医療費も自己責任としてお小遣いから出してもらっているからです。
家計や貯金から臨時的にお金を出すことは一切していないので、予算が崩れることはありません。
一方、収入のない専業主婦が対等な金額をもらうことは難しいので、
賢く使うようにしたいですよね。
お小遣いを上手に使うにはどんな方法
があるのか考えてみましょう。
専業主婦のお小遣いの上手な使い方
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私の例ですが、月10,000円のお小遣いをどういう風に使っているのかお教えします。
固定費のように毎月使いみちが決まってるお金が6,000円、自由に使えるお金が4,000円という振り分けになっています。
お小遣いをもらうようになったことで計画的に貯金したり、新しいことに挑戦したりしています。
各項目について詳細を説明します。
毎月使いみちが決まってるお金
1.美容院貯金 2,000円
私は年に3回、縮毛矯正+カラーをしています。
1回8,000円で1年で24,000円かかるので、1か月に2,000円ずつ封筒に先取り貯金をしています。
計画的に貯めておくことで「美容院行きたいのにお金がないから我慢」とはなりません。
お小遣いがないときはカットだけして、家で市販のヘアカラーを使っていましたが、
くせ毛はうねるし、ヘアカラーで家は汚れるしでストレスでした。
2.サーバー代 1,000円
このブログを運営するためのお金で、月に1,000円強かかります。
ブログは「家に居ながら、自分の可能性をあきらめたくない」と思って始めました。
お小遣いがなかったら、こんな不確定要素に挑戦することなかったと思います。
自分のお小遣いの範囲なので、失敗しようが誰にも文句は言われません。
3.通信講座返済 2,000円
ブログよりも前にした「挑戦」の一つです。
「食育アドバイザー」の資格を取得してみたいと通信講座を始めました。
当初、まだ、まとまったお金がありませんでした。
通信講座で分割払いもできましたが支払い総額が高くなってしまうので、
利子のつかない貯金から借りることにしました。
借金は26,000円なので、月2,000円を13ヶ月で返済しています。
お小遣いをもらったら、すぐに返済していますので延滞はありません。
自分が返せる範囲であれば、このような方法も取ることができます。
4.kindle Unlimited 1,000円
Amazonの電子書籍kindleの読み放題サービスです。
ブログを書くようになって、勉強のために読書しています。
本は本屋さんで買うと1冊1,000円以上しますが、
kindle Unlimitedなら980円で何冊でも読めます。
1か月で10冊以上読むので、かなりお得な計算です。
kindle Unlimitedについては、こちらの記事にまとめてあります。
![](https://syoku-lab.com/wp-content/uploads/2020/08/見出しを追加-300x150.png)
自由に使えるお金
あとの4,000円は、その時の必要なものに使うお金です。
友達とランチしたり、洋服や化粧品を買ったりします。
余れば翌月に繰り越します。
洋服や化粧品にもっとお金をかけたい気持ちはありますが、
今の自分にとって必要なものを優先しています。
専業主婦のお小遣い|まとめ
専業主婦のお小遣いについてお話しました。
専業主婦のお小遣いは贅沢なものではありません。
しっかり予算を決めることによって、家計にもプラスになります。
まだお小遣いをもらっていない方は、
それぞれの状況に合わせて予算立ててみてくださいね。
この記事が、お小遣いで悩む専業主婦の方のお役に立てれば幸いです。
【ブログ記事】専業主婦の家庭も経済力もあきらめない生き方について
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