子どもも3歳になったから習い事を始めようと思うの。
どんな習い事がおすすめかしら?
「ヤマハ音楽教室」気になるけれど、
高そうなイメージなのよね。
3歳になると、周りからも習い事をはじめる話が聞こえてきます。
「うちの子もそろそろ習い事をはじめようかな?」
そんな、3歳・年少さんのお子さんを持つお母さんに向けた記事です。
ヤマハ歴7年のしろです。
長女は3歳・次女は2歳からヤマハに通っています。
長年続けてるから分かる、ヤマハ音楽教室を教えちゃいます。
他の年齢の方はこちら↓
ヤマハ音楽教室2歳ぷっぷる口コミ体験談|7年目が知るホントの話
【ヤマハ音楽教室】4歳・5歳口コミ体験談|7年目が教えます!ヤマハ幼児科のホントの話
ヤマハ音楽教室の基本情報
まずは、ヤマハ音楽教室について簡単に説明します。
ヤマハ音楽教室は、1歳~おじいちゃん・おばあちゃんまでレッスンがあります。
年齢別・レベル別にクラスが用意されているので、その中から好きなものを選択します。
全国各地にあり、レッスンのカリキュラムも統一されているので、転居先でも同じ授業が続けられるのはメリットですね。
そして今回は、3歳年少さん対象「おんがくなかよしコース」をご紹介します。
3歳でヤマハを習うとなると、基本的に【おんがくなかよしコース】入会になりますよ。
ヤマハ音楽教室【3歳年少おんがくなかよしコース】とは
※こちら以降は、我が家が通っているヤマハ音楽教室の様子をお話ししますので、場所によって内容が多少違うかもしれません。
また授業内容は新しく改定されている場合もございます。参考程度にお考え下さい。
ヤマハ音楽教室の3歳・年少さん対象「おんがくなかよしコース」の基本的な情報をまとめました。
詳しくは ヤマハ音楽教室HP
おんがくなかよしコースは親子で一緒に教室に入り、レッスンを受けます。
他の親子と一緒のグループレッスンで、ワイワイ楽しい雰囲気です。
継続している授業ですが、途中からの入会も可能です。
レッスン料・教材費は全国一律ですが、入会金や施設料・発表会費用は施設によって異なります。
あくまで参考値ですが、私が支払っていた料金を載せておきました。
だいたいの目安になればと思います。
費用のうち、毎月支払うのはレッスン料・施設料です。
他は、必要なときに請求されます。
料金のシステムも入会して初めて知りました。
レッスン料も学年が上がるにつれ、値上がりするので注意が必要です。
小学校卒業までの料金はこちらにまとめてあります↓
ヤマハ音楽教室【3歳・年少】レッスン内容|口コミ
ヤマハ音楽教室3歳年少|レッスンの流れ
おんがくなかよしコースでは、いよいよエレクトーンの前に座ってレッスンを受けます。
座りますが、あまり使いません(笑)
我が家は月曜日15:00~15:50、6組程度のクラスでした。
だいたいこの流れでレッスンが進んでいきます。
もう少し詳しくご紹介していきますね。
受付
開始時間10分前くらいにレッスン会場に到着し、受付で受講カードを出します。
ここでトイレや水分補給は済ませておきます。
兄弟がいる場合は、一緒に授業を受けるか、受付の方に見ててもらうかが選べました。
※受付の方もベビーシッターではないので、責任を押し付けたり、過度な要求は出来ません。
我が家には0歳の次女がいましたが、おんぶしながら長女のレッスンを受けました。
重たくて肩は凝りましたが、次女も曲に合わせて手足を動かして楽しんでいたからです。
泣かれたときはいったん教室から出ることもありましたが、その間は先生や周りのお母さんが長女をがサポートしてくれたので、非常に助かりました。
長女1人分の料金で3人分(長女・次女・私)のレッスンが受けられてラッキーと思っていました。
教室へ入る
受付と準備が済んだら教室へ入り、好きなエレクトーンの席に座ります。
親も一緒にレッスンを受けるので、子どもの横の丸椅子に座ります。
背中の次女がぐずると立ち上がってあやすので、迷惑にならないように一番後ろの席に座ることが多かったです。
先生によって異なりますが、テキストを準備したり、出席シールを貼ったりして、レッスンが始まるのを待ちます。
うちは余裕を持って入室してましたが、ギリギリに来る人もいましたよ。
各家庭の好みですね。
出席をとる
レッスン開始です。
まず、出席をとることからはじまります。
先生が一人ずつ子どもの名前を呼ぶので返事をします。
まだ3歳ですから、恥ずかしがりやさんもいました。
こういうのも含めて、レッスンなのかなと思います。
その後、子どもたちの様子を見ながらレッスンを進めていきます。
うたを歌う
子どものテンションを上げるため、最初は歌から始まることが多いです。
ヤマハ音楽教室のテキストに載っているオリジナルの曲を練習します。
席に座りながらCDと合わせたり、先生の伴奏に合わせて歌ったりします。
だいたい2か月で1曲仕上げていきます。
先生に「では、こちらのパートはお母さんたちに歌ってもらいましょう」と急に振られることがあるので、子どもレッスンとはいえ気が抜けませんでした。
また、歌詞で歌うだけでなく、一部分を「ドレミ」音階に替え歌をして歌うこともしました。
もちろん歌の指導もしっかりありますよ。
高い音の練習や、はねる感じ、静かに歌うなど、練習していきます。
親子でリズムダンス
リズムダンスは席から立ちあがり、親子でおどります。
リトミックのような感じで、公園がテーマの曲ならブランコや滑り台を表現したり、海の生き物がテーマの曲ならイルカやワカメを表現したりします。
先生が一緒におどってくれるのですが、リズム勝負なので親も動きを覚えるのに必死です。
子どもはこのリズムダンスが大好きで、家でもDVDを見ながら一緒に踊りました。
なかなか子どもに向き合う時間が取れませんでしたが、
ヤマハのレッスンの間はしっかり子どもと向き合いました。
エレクトーンを叩きリズムを取る
おんがくなかよしコースでは、エレクトーンは1回の授業に5~10分使う程度でした。
しかもドレミと音階通りに弾くのではなく、鍵盤を叩いてリズムをとるのです。
曲に合わせて音を変えて(先生が音をエレクトーンに入れてくれるので、指示された番号を押すだけ)、リズムをとります。
レッスンも後期になってくると、曲の中で頻繁に音を変えたり、「この場所の黒鍵を叩いて」なんて指示も出てきます。
ドレミで弾くことはまだないけれど、弾く場所によって音が違うことを子どもに体感させてるのかなと、思いました。
ヤマハは音楽の総合的な力を伸ばすレッスンです。
「弾く」だけをメインに習いたい場合は、物足りなさを感じてしまうでしょう。
4歳の幼児科になると、「弾く」をしっかり学びますよ。
4・5歳のレッスン内容はこちら↓
【ヤマハ音楽教室】4歳・5歳口コミ体験談|7年目が教えます!ヤマハ幼児科のホントの話
テキストの絵を見ながら曲を聴く
テキストの絵を見ながら、親も知ってるようなクラシックの曲やオリジナルの曲をCDで聴きます。
冬っぽい曲なら雪が降っている絵など、曲をイメージする練習なのかな、と思います。
私には感性がないのか、ちょっと眠くなってしまう時間でした。
大きな絵本と音楽
CDの曲に合わせて先生が大きな絵本を読んでくれます。
紙しばいに歌や効果音がついているイメージです。
これは、さすが音楽の先生。
お話に合わせて楽しい雰囲気や悲しい雰囲気を作り出すのが上手で、こどもたちも興味津々に聞いていました。
手を叩いてリズムを取ったり、歌を歌ったり、参加型の読み聞かせでした。
宿題の発表・次回の宿題のお知らせ
おんがくなかよしコースからは、宿題があります。
毎回ではありませんが、3回に1回は出ます。
宿題いっても、音楽の宿題ではありません。
「おんがくあーとぶっく」というテキストにシールを貼ったり、絵を描いたりしてきます。
「今日の宿題はこのページをやってきてください」と先生から指示があるので、次回のレッスンまでにお家でやりましょう。
次のレッスンで絵を見せる宿題の発表があるので、やり忘れないようにしましょうね。
また宿題ではありませんが、曲を家で予習・復習しておくとスムーズにレッスンを受けられます。
教材にCDとDVDがありますので、上手に利用してくださいね。
アニメの代わりにDVDを見せたり、ドライブでCDを聞いたりするだけでも、効果がありましたよ。
特にDVDは、子どもから見たいとせがまれるくらい面白いようです。
もし鍵盤を叩く練習をするのであれば、キーボードがあれば十分です。
おんがくなかよしコースは、親の補助が入るおかげで50分しかないレッスンもスムーズに運営できるのだと思います。
また親がいるおかげで、子どもが安心できることはもちろん、悪さをする子もいなくなり、安定して授業が進められます。
ヤマハ音楽教室3歳年少|口コミ
ヤマハ音楽教室3歳クラス「おんがくなかよしコース」に2人の子どもを通わせた感想です。
技術面のこと
歌を歌ったり、曲を聴いたり、ダンスで表現したりと、音楽の基礎力がつきました。
家で歌ったり踊ったりして遊ぶ時間が増え、音楽に対する興味が出たようです。
正直、技術的な向上はあまりよくわかりませんでしたが、ヤマハ音楽教室に行くことは好きだったようです。
現在、長女次女ともに歌が上手なのですが、もしかしてこの時期から音楽を学んでいたおかげなのかなと思っています。
一つ残念だったのは、もう少し鍵盤を弾く練習をしてほしかったところです。
親としては、音楽=ピアノのイメージがあるので、1年間習ったのに全く何も弾けないのはもったいなく思いました。
成長曲線で指先が発達するのは、4.5歳なので理にかなっているとは言えます。
子どもの成長と音楽についてはこちら↓
子どものピアノの習い事は何歳から始めるべき?3つの視点から考える発達と音楽
精神面のこと
正直、音楽技術よりも精神面の方が目に見えて進歩がありました。
長女はかなりの人見知りで、私から離れるのが大の苦手。
ヤマハに入会したのも、年中で入学予定の幼稚園の練習のつもりでした。
レッスン中も私がいる自分の席から立って、1人で10歩程度先の先生のピアノまで行くこともできませんでした。
慣れるまで私も一緒に付き添い、少しずつ時間をかけて、慣らしていきました。
そして、ついに後期には自分一人で行けるようになりました。
お友達と手をつないで歌ったり、「この曲はどんな感じがする?」という先生の質問に答えたり、少しずつですが成長していきました。
年度末には、発表会の舞台に立てるまでになりました。
また私も、次女が生まれてから毎日バタバタしていたのですが、ヤマハの50分間は長女のことだけを考えることができました。
家にいると家事に気を取られがちですが、長女としっかり向き合える週に1回の貴重な時間でした。
発表会に参加したこと
おんがくなかよしコースから、グループ単位で出場する発表会があります。
我が家のヤマハの発表会は3月下旬の春休みです。
別途費用もかかるので強制ではありませんが、ほとんどの生徒が出ます。
おんがくなかよしコースだけ親も一緒に舞台に立ちます。
自分のセンターだけでなく、いくつかのセンターと合同で行いますので、会場は1,000人定員の大きなホールで行います。
1日に3部あり、それが4日間続きますが、自分が出る部にだけ出席すれば良いので、拘束時間は半日程度です。
よほどのことがない限り、兄弟で出場する場合は一緒の部にしてもらえます。
発表会の練習は年明け頃から始まり、レッスン中に少しずつ取り入れられます。
おんがくなかよしコースは、「歌」と「エレクトーン」の2演目を続けて行いました。
エレクトーンは叩くだけですが、「この場所を叩いて」とか「ここで音を変えて」などを指示されますので、親子で一緒にしっかり練習しておきます。
難しいことはないですが、それでも舞台に立つのはドキドキします。
たくさんの人見ている緊張の中で発表することは、子どもにとって貴重な経験だと思います。
正直費用は安くありませんが、それ以上に価値のあることだと思うので、我が家は一度も欠席したことはありません。
また、衣装もグループで合わせます。
曲のイメージに合わせ、基本的に親同士で話し合って決めていきます。
親としては「普段も着られそうな衣装」を考えますが、「ドレスがいい」と言う子どもと揉めることも。
最近はドレスもネットで安いことを知り、子どもたちの意見を優先するようにしています。
準備も多くて大変なイメージですが、発表会を撮影したDVDがもらえるので一生の思い出になりますよ。
ヤマハ音楽教室【3歳・年少】口コミ|まとめ
ヤマハ音楽教室おんがくなかよしコース(3歳年少)について、我が家の口コミ体験談でした。
地域や先生によって内容も多少異なってしまうかもしれませんが、ヤマハは独自のカリキュラムがあるので、大きく違うことは少ないと思います。
この記事が皆さんの習い事探しのお役に立てれば幸いです。