- ヤマハに毎月支払う月謝って高いの?
- ヤマハの教材費ってどのくらい?
- 他にどんな費用がかかるの?
音楽の習い事として有名なヤマハ音楽教室。
「始めてみたいけど月謝が高そうで…」と尻込みしてしまいますよね。
本記事では、ヤマハ音楽教室の月謝や教材費、その他にかかる費用について解説します。
ヤマハ歴7年の我が家が体験してきたヤマハ音楽教室のホントのことをお伝えしていきます。
■しろ
ヤマハ音楽教室に2人の子どもと9年間を通った。
レッスンや発表会・試験、楽器・費用のことなど詳しく知る。
<長女>3歳~小5までヤマハ音楽教室に通う。
<次女>2歳~小3までヤマハ音楽教室に通う。
ヤマハ音楽教室でかかるお金は大きく分けて5つあります。
- 毎月の月謝
- テキストなどの教材費
- 楽器の購入費
- 発表会にかかるお金
- グレード試験にかかるお金
年齢によって金額も様々ですが、長く続けていけば必ず支払うことになるお金です。
体験ですべては教えてもらえないので、こちらの記事でチェックしておくことをおすすめします。
ヤマハ音楽教室の月謝(レッスン料)のホント
ヤマハ音楽教室は、年齢によってさまざまなコースが用意されています。
年齢やコースによって月謝が異なり、基本的には年齢が上がるほど月謝も高くなります。
1歳~年長さんまでの月謝(レッスン料)
まずは、幼稚園年長までの月謝です。
クラス | 1か月の月謝 |
---|---|
1歳 ラッキークラス | 5,500円(税込) |
2歳 ぷっぷるクラス | 5,500円(税込) |
3歳 おんがくなかよしコース | 5,500円(税込) |
4歳 幼児科Ⅰ | 7,150円(税込) |
5歳 幼児科Ⅱ | 7,150円(税込) |
ヤマハの公式サイトに記載されている月謝です。
毎月払う料金はこれに施設料を加えた金額となります。
施設料は公式サイトでは明らかにはされていません。
うちの子が通うヤマハの施設料は年齢によって異なり、月謝+400円~2,000円くらいを支払っていました。
小学生の月謝(レッスン料)
小学生になると5つのコースに分かれ、月謝も異なります。
- ジュニア専門コース
- ジュニア総合コース
- ジュニアピアノコース
- ジュニアエレクトーンコース
- ジュニアアンサンブルコース
基本的に上から順番にレベルの高いコースとなり、月謝も高額です。
またそれぞれの月謝に2,000円~3,000円程度の施設料がプラスされます。
それぞれのコースの月謝は次の通りです。
ジュニア専門コース
ジュニア専門コースはピアニストを目指す子が進む、一番レベルの高いコースです。
1か月のレッスンの回数は、グループレッスン3回・個人レッスン3回です。
レッスン回数も最も多いため、月謝も一番高額となっています。
年数 | 1か月の月謝 |
---|---|
1~2年目 | 18,480円(税込) |
3~4年目 | 20,680円(税込) |
5~6年目 | 22,880円(税込) |
ジュニア総合コース
ジュニア総合コースは、グループでのアンサンブルと個人の力を伸ばしたい子が通うコースです。
月に3回のグループレッスンと、個人レッスンは1~3回から選択します。
年数 | 個人レッスン1回 | 個人レッスン2回 | 個人レッスン3回 |
---|---|---|---|
1~2年目 | 11,300円(税込) | 14,190円(税込) | 17,050円(税込) |
3~4年目 | 12,430円(税込) | 15,290円(税込) | 18,150円(税込) |
5~6年目 | 13,530円(税込) | 16,390円(税込) | 19,250円(税込) |
ジュニアピアノコース
ジュニアピアノコースは、個人レッスンです。
1か月のレッスンは月に3回です。
年数 | 1か月あたりの金額 |
---|---|
ステップ1~3 | 9,350円(税込) |
ステップ4~6 | 12,100円(税込) |
ジュニアエレクトーンコース
ジュニアエレクトーンコースは、個人レッスンかグループレッスンかが選べます。
どちらも月3回ですが、1回のレッスン時間と料金が異なります。
レッスン方法 | 年数 | 1か月あたりの金額 |
---|---|---|
個人レッスン 30分 | ステップ1~3 | 9,350円(税込) |
ステップ4~6 | 12,100円(税込) | |
グループレッスン 60分 | ステップ1~3 | 8,800円(税込) |
ステップ4~6 | 9,900円(税込) |
ジュニアアンサンブルコース
ジュニアアンサンブルコースは、楽しく音楽が学べる月に3回のグループレッスンです。
年数 | 1か月あたりの金額 |
---|---|
1~2年 | 8,250円(税込) |
3~6年 | 9,350円(税込) |
それぞれのコースの詳細は、こちらの記事を参考にしてください。
ヤマハ音楽教室の教材費のホント
ヤマハ音楽教室ではテキストを購入する必要があり、価格は年齢によって異なります。
各コースの教材費をまとめましたが、全て新規入会するときの値段です。
継続でコースが上がる場合は、少し安くなる場合もあります。
1歳~年長さんまでの教材費
小学校入学前までの教材費は次の通りです。
年齢(コース名) | 1年間の教材費 |
---|---|
1歳 ラッキークラス | 6,545円(税込) |
2歳 ぷっぷるクラス | 9,185円(税込) |
3歳 おんがくなかよしコース | 10,120円(税込) |
4歳 幼児科Ⅰ | 14,300円(税込) |
5歳 幼児科Ⅱ | 14,300円(税込) |
年齢が上がるにつれ、教材費もアップしていきます。
ヤマハの教材のメリットは、テキストにCDがついてくるところです。
レッスンの曲はすべてCDで聴くことができます。
家で練習しようと思っても「あれ、どんな曲だっけ?」と困ることがないので、親がピアノ初心者でも安心です。
小学生の教材費
小学生の教材費は年齢だけでなく、コースによっても異なります。
年齢(コース名) | 1年間の教材費 | |
---|---|---|
ジュニア専門コース | 1~2年目 3~4年目 5~6年目(ピアノ) 5~6年目(エレクトーン) | 14,850円(税込) 11,990円(税込) 12,430円(税込) 15,950円(税込) |
ジュニア総合コース | 1~2年目 3~4年目 5~6年目 | 10,890円(税込) 12,430円(税込) 7,370円(税込) |
ジュニアピアノコース | ステップ1~2 ステップ3 ステップ4~5 ステップ6 | 8,910円(税込) 9,350円(税込) 5,390円(税込) 5,610円(税込) |
ジュニアエレクトーン | ステップ1~2 ステップ3 ステップ4~5 ステップ6 | 8,910円(税込) 9,350円(税込) 5,390円(税込) 5,610円(税込) |
ジュニアアンサンブル | 1~2年目 3年目 4年目 5~6年目 | 10,450円(税込) 6,270円(税込) 6,490円(税込) 6,930円(税込) |
小学生の教材にもCDがついています。
曲の細かいリズムを確認するのにも、非常に便利です。
ヤマハ音楽教室でかかる楽器購入費のホント
ヤマハ音楽教室では3歳の「おんがくなかよしコース」から、エレクトーンを弾くようになります。
とはいえ、本格的に使用するのは4歳の「幼児科Ⅰ」からなので、そこまでは楽器はなくても大丈夫です。
4歳の「幼児科」になったら、楽譜を見て曲を弾き始めます。
家での練習も必要になるので、楽器の購入を考えるタイミングです。
楽器のおおよその金額は次の通りです。
ピアノ | 5万~1,000万円 |
エレクトーン | 65万~158万円 |
キーボード | 1~5万円 |
ピアノはグランドピアノ、アップライトピアノ、電子ピアノの順に高価で、音も素晴らしいと言われています。
エレクトーンは1機種しかありませんが、機能のグレードが異なるため価格にも幅があります。
キーボードはこれらの中で一番お手頃価格になっています。
楽器の購入の選択肢は次の通りです。
- 先を見通して本格的な楽器を買う
- とりあえずキーボードを買う
小学生でも続けるつもりであれば、本格的なピアノやエレクトーンの購入もアリだと思います。
エレクトーンやピアノの購入にはいくつか注意点があるので、チェックしてくださいね。
「小学生まで続けるか分からない」という人は高価な楽器を購入しても、使わなくなってしまう可能性があります。
幼児科Ⅰ・Ⅱならキーボードで日々の練習をしていくのもアリです。
キーボードの選び方にも注意点があるので、こちらの記事で確認してくださいね。
ヤマハ音楽教室で他にかかる費用のホント
ヤマハ音楽教室では、月謝・教材費の他にかかる費用があります。
- 発表会にかかる費用
- グレード試験にかかる費用
- 先生へのお礼
こちらは絶対というわけではありませんが、多くの生徒が参加します。
ここからは我が家の通うセンターの場合をお話しますので、参考程度にとどめてください。
発表会にかかる費用
ヤマハ音楽教室では、個人とグループの発表会が年に1回ずつ開催されます。
小学生で、個人レッスンとグループレッスンの両方を受けている場合は、両方の発表に参加するのが基本です。
発表会の参加費
発表会に参加するためには、参加費を支払う必要があります。
発表会の金額はどの年齢でも一律ですが、費用はセンターによって異なります。
参加費 1回あたり 9,800円 ※写真希望者別途費用
かなり高額ですが、発表会の様子を撮影したDVDをもらえるのは嬉しいところです。
プロのカメラマンの写真を購入する場合は、プラスで料金がかかります。
我が家が通うセンターの場合、3歳のおんがくなかよしコースから発表会に出場します。
強制参加ではありませんが、クラス内の80%以上の生徒が参加するイメージです。
発表会の衣装代
発表会に参加するためには、衣装も必要です。
これは一緒に出場するグループで、どんな衣装にするか話し合って決めます。
幸い我が家のグループはこだわりが少ないので、なるべく安くて可愛い衣装を選ぶようにしています。
高くても4,000円程度には、収まるように努力しています。
参考:衣装はインターネットでこのようなものを購入しています↓
グレード試験にかかる費用
ヤマハ音楽教室では、上達度を測るためにグレードという試験を受けます。
最初に受けるのが、幼児科卒業時の基礎グレード。
次が9級で、基本的には2年生終了時に受験します。
おおよその年齢は決まっていますが、個々の進度によって異なります。
グレード試験にかかる費用は次の通りです。
グレード試験料 | 3,300円~ |
対策テキスト | 1,500円~ |
グレード試験の3,300円は幼児科卒業時の料金なので、年齢が上がると5,000円以上になってきます。
また、試験対策用のテキストも購入して臨みます。
余談ですが、実はうちの子はグレード試験の勉強が予定通り進まず、個人レッスンを追加した経験があります。
当時の金額で1レッスン3,300円で、数回お願いしました。
おかげで無事合格しましたが、費用がかさんでしまった苦い思い出です。
先生へのお礼
うちのセンターの風潮なのかもしれませんが、先生へのお礼を年に1回お渡しています。
グループ全員からのプレゼントであれば、1人500円~1,000円程度を集めています。
以上がヤマハでかかる金額です。
月謝以外にも結構かかってしまうのがホントのところです。
ヤマハの月謝が高いと思ったら
ヤマハの月謝が高くて辛くなったら、他の教室に通う選択をするのもアリだと思います。
ヤマハのカリキュラムは素晴らしいものだと思いますが、音楽は他の場所でもできます。
例えば次のような選択肢があります。
- 個人のピアノ教室へ通う
- オンラインのレッスンを受ける
どの街にも個人のピアノ教室はあるはずです。
周りママたちから評判を聞いて、体験してみるのもいいかもしれません。
また、オンラインの音楽教室の受講も最近人気です。
おすすめなのは「ストアカ」や「リモオト」です。
入会金もかからず、1回から受講できるのでぜひ試してみてくださいね。
オンライン・対面で趣味や習い事を始めるならストアカヤマハ音楽教室でかかる費用のまとめ
ヤマハ音楽教室に通う際に発生する費用は次の通りです。
- 月謝(レッスン料)&施設料
- 教材費
- 楽器の購入費
- 発表会の費用
- グレード試験の費用
- 先生へのお礼
ヤマハ音楽教室は、独自のカリキュラムや設備など、生徒が楽しく上達できるシステムがつまっているため、かかる費用が少し高いのも事実です。
習い事は継続する必要もあるため、かかる費用は非常に重要な問題です。
とりあえず音楽を始めたいと思うのであれば、オンラインで気軽にできるストアカから始めてみてもいいのかもしれませんね。
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