ピアノは今も昔も変わらず、子どもの習い事人気ランキング上位に君臨しています。
親御さん自身が習っていた方はもちろん、習っていなかった人も気になる習い事の一つですよね。
ピアノは早いうちから始めた方がうまくなるのは分かるけど、赤ちゃんの頃から始めないといけないのかしら?
赤ちゃんにピアノを習わせるのは、発達段階から言って難しいと思います。
先生の言葉が分かり、座ってレッスンを受けることが必須ですから。
音楽との適切な関わり方は年齢によって違います。
そこを経て、適齢期になったら実際にピアノを習い始ることをオススメします。
では、それぞれの年齢の音楽との適切な関わり方とはどういったものなんでしょうか?
そして、ピアノは何歳から始めるべきなのでしょうか?
音楽の発達段階を3つの視点別に考え、ピアノを始めるべき年齢とそれまでの年齢に合わせた音楽との関わり方を具体的に解決していきます。
子どものピアノは何歳から始めるべきか3つの視点
1.聴く力と弾く力から考える
人間の聴覚がもっとも発達するのは3歳ごろからと言われています。
この時期に音楽をたくさん聴いて歌って感じることにより、音楽的耳が発達していきます。
幼児期以降も発達しますが、8歳以降の伸びは小さくなっています。
一方、指先が大きく発達するのは5歳以降です。
そこから、ぐんと伸び10歳ころには完成されてしまいます。
聴く力と弾く力の発達段階から考えると以下のようになります。
- 3歳前後から音楽をたくさん聴いて歌う
- 4~5歳からピアノを弾く練習
をするとちょうど発達段階に沿っていると言えますね。
耳の発達と指先が発達する年齢は違うんですね。
そうですね。
音楽は耳で聴きますが、ピアノを弾くときには指先の動きも重要ですね。
2.絶対音感習得から考える
絶対音感とは聴いた音がドレミの音階で分かる能力ですが、小さいうちでないと身につかないと言われています。
遅くとも4歳ごろから音楽のレッスンを受けないと習得することが難しくなってきます。
- 絶対音感を習得したいのであれば3~4歳から
音楽と関わっていきたいですね。
絶対音感を身につける年齢と聴覚が発達する年齢は重なっていますね。
3.開講されているレッスンから考える
早くからピアノを習い始めたいと思っても、その年齢用のレッスンが開講されていなければ習うことができません。
逆に考えれば、その年齢で開講しても意味がないから開講していないのです。
つまり、音楽教室のレッスンを参考にすると、ピアノを習い始める最適な年齢が分かります。
お気づきの通り、大手音楽教室のどちらも同じようなレッスンカリキュラムですね。
こちらから考察すると、
1歳~リトミック、3歳~ソルフェージュ、4歳~ピアノレッスン
という流れが、年齢に合った音楽との関わり方といえます。
※ソルフェージュとは、
”音楽を学ぶ者すべてがその専門にかかわらず修めるべき基礎訓練全般”
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
それぞれのレッスン詳細は各HPをご覧ください↓
大手2つの音楽教室レッスンカリキュラムがここまで一致するとは驚きました。
さらに信憑性が増しますね。
ヤマハ音楽教室のレッスン内容はこちらの記事も参考にしてくださいね。
7年通っているから分かるヤマハ音楽教室のホントのコトです↓
ピアノを始める年齢まとめ
でした。
ピアノを習い始めるのは、弾く力が発達する4歳ころがちょうど良さそうですね。
しかし聴く力の発達や絶対音感習得も考慮すると、
流れにすると、音楽的耳も発達しピアノを弾くのに役立つのでオススメです。
もちろん経済的余裕がある方は、1歳からリトミックを始めるのも表現力が身について良いと思います。
今回は、ピアノは何歳から始めるべき?という話題を解決していきました。
ピアノを始める適齢期は分かったけれど、どこで習おうかなど新たな疑問も出てきたことと思います。
よろしければ、こちらのブログでヤマハ音楽教室の体験談も多くお話しております。
ヤマハ音楽教室に2人の子どもと7年通っているホントの話ですので、教室選びの参考にしていただけたらと嬉しいです。
この記事が皆さんの習い事選びのお役に立てれば幸いです。