ヤマハ音楽教室に通い始めたけれど、
どんな楽器を用意すれば良いのかしら
ピアノやエレクトーンって高価よね。
はじめたばかりで購入する決心がつかないわ
音楽をはじめると、どうしても楽器は必要になります。
かと言って、いきなり何十万、何百万もするピアノやエレクトーンを買うのはためらわれますよね。
そこでまず最初の楽器として、電子キーボードをおすすめします。
電子キーボードは、ピアノやエレクトーンに比べ表現力こそ劣るものの、
大人から子どもまで気軽に音楽を楽しめる楽器です。
しかし、実際に購入となると種類も多くて悩んでしまいます。
そこで、この記事では子どもにおすすめの電子キーボードをご紹介いたします。
私の子どもは2歳からヤマハ音楽教室に7年間通っています。
実際に幼稚園卒業までキーボードで練習していました。
その経験を踏まえ、ヤマハ幼児科でも使える電子キーボードの選び方をご紹介いたします。
ピアノやエレクトーンなどの本格的な楽器を購入をお考えの方は、こちらの記事を参考にしてください。
ヤマハ音楽教室|ピアノやエレクトーンはいつ購入すべき?購入のタイミングと費用
では、さっそく電子キーボードを選ぶ際の4つポイントをみていきましょう。
電子キーボード購入の4つのポイント
キーボードを、せっかく買うなら長く使いたいですよね。
ヤマハ音楽教室の経験から、
幼稚園卒業まで使うためのポイントを4つまとめました。
1.鍵盤数
電子キーボードの鍵盤数は、サイズによって異なります。
大きく分けて3種類のサイズがありますが、
幼児期の子どもが両手で弾くことまでを考えても、54鍵盤あれば十分です。
左手が和音、右手がメロディーは余裕で足ります。
たまに1オクターブ上下する曲もありますが、困ることはありませんでした。
一方、32鍵盤だと、ヤマハの4歳後半からの両手のレッスンでは練習が難しくなります。
音楽を習う予定があれば、避けておきましょう。
88鍵盤のピアノと同じ大きさを求めると、電子キーボードであっても価格はかなり上がります。
選べる機種も減るので、キーボードにこだわらず電子ピアノを検討することをおすすめします。
ヤマハ幼児科の練習は、最後まで54鍵盤で大丈夫でした。
小学生になった今でもキーボードを使うことはありますが、
「鍵盤足りない」という言葉は聞いたことがありません。
2.タッチレスポンス機能
タッチレスポンス機能とは?
ピアノ鍵盤のように押し加減によって音の強弱ができる機能のことです。
結論から申し上げますと、タッチレスポンス機能は不要です。
ピアノほどの表現力がないからです。
ピアノらしいタッチにこだわりたい方は、電子キーボードでなくピアノ購入を検討すべきです。
ヤマハ幼児科のレッスンでは、鍵盤の強弱の指導はニュアンスを教える程度でした。
「タッチレスポンス機能あればよかったー」と思ったことは一度もありません。
とはいえ、希望の機種にタッチレスポンス機能がついているなら、それに越したことはありません。
わざわざ、機能がないものを選び直さないでくださいね。
つまり、タッチレスポンス機能はどっちでもよいということです。
3.光る機能
光る機能とは、鍵盤が光って弾く場所を教えてくれる機能です。
我が家は、ほとんど使いませんでした。
幼稚園児では光っても速さに追いつけないからです。
テンポも自由に設定できますが、子どもには難しかったようです。
逆に小学生になり音楽の力がつくと、たまに遊んでいる姿を見かけます。
聞いたことがある曲を弾いてみたい気持ちが芽生えるようです。
ですが、何年も前のヒット曲は、すでに過去の曲です。
どちらかと言えば、クラシック曲を練習していました。
あってもいいのですが、「必要ない」が結論ですかね。
習い事をはじめると練習が手一杯で、他の曲を弾く余裕がありません。
わざわざ余計な曲には取り組みませんでした。
4.内蔵ソング
ヤマハのレッスンとは関係ありませんが、
内蔵ソング機能は電子キーボードで一番使った機能です。
ボタン一つで、アニメやクラシック曲を流すことができます。
正直、弾く練習としては何の役には立ってません。
でも、好きなときに好きな曲をかけて歌ったりダンスしたりするのが楽しかったようで、姉妹でよく遊んでました。
音楽を好きになるという面では、非常に役に立つ機能でした。
リビングや子供部屋など、子どもが遊ぶ部屋にキーボードを置く場合はおすすめです。
弾く練習用の部屋に置く場合は、機能がなくてよいと思います。
スマホで曲を聞くことは出来ますが、好きなときに自分たちで操作できるのが楽しかったようです。
音楽を使って遊びを広げていました。
以上、電子キーボード選びの4つのポイントでした。
電子キーボードを選ぶ1番大切なポイントは鍵盤数ですね。
54鍵盤以上あれば幼児期は大丈夫です。
不安な方でも、61鍵盤で十分です。
それ以上を求めるのであれば、電子ピアノをご検討くださいね。
では、実際におすすめのキーボードのご紹介です。
子どもにおすすめキーボード|ヤマハ幼児科でも使える3機種
54鍵盤以上のおすすめのキーボードを3つ厳選しました。
ご家庭の方針や、置き場所で選んでみてくださいね。
カシオ(CASIO) 光ナビゲーションキーボード LK-515 61鍵盤
鍵盤数 | 61 |
タッチレスポンス 機能 | 〇 |
光る機能 | 〇 |
内蔵ソング | 200+α |
電源 | ACアダプター |
カシオの 光ナビゲーションキーボードは、子どもから大人まで楽しめる仕様です。
機能も充実しており、色も圧迫しない白でいうことなしです。
一方、デメリットは、大きく重いこと。
出し入れをするのには向いてなく、ピアノのように置き場所が必要です。
また、電源がACアダプターのみで場所を選びます。
最新であるこの機種の最大の売りは「アプリで好きな曲が増やせること」です。
さらにタブレットを市販のUSBケーブルでつなぐと、ゲーム感覚で演奏することもできます。
今までは月日が経つと内蔵ソングも古くなってしましましたが、常に最新曲楽しむことができます。
子どもが大きくなっても、ついつい弾きたくなるキーボードですね。
金額と場所が許すのであれば、文句なしのおすすめ電子キーボードです。
RockJam 54鍵 電子キーボード RJ654-MC
鍵盤数 | 54 |
タッチレスポンス 機能 | ― |
光る機能 | ― |
内蔵ソング | 8 |
電源 | ACアダプター or 乾電池 単一6本 |
最低限、弾ければ十分という方向けの機種です。
価格がお手頃なのが魅力的ですよね。
ただ、最低限の機能しかついていません。
内蔵曲も8曲のみと、お楽しみ要素は少ないのは残念です。
単一乾電池6本でも使えるので、場所を選びません。
屋外のちょっとした集まりでも、利用することが可能です。
究極に無駄を省いたシンプルな機種です。
価格を一番に考えるなら、こちらで決定ですね。
ニコマク 電子ピアノ 携帯型 SWAN 61鍵
鍵盤数 | 61 |
タッチレスポンス 機能 | ― |
光る機能 | ― |
内蔵ソング | 14 |
電源 | DCアダプター or 内蔵バッテリー |
軽さ・薄さを重視した、世界で一番のスリムボディが魅力の電子キーボードです。
純正バッグもついていて、持ち運ぶことを前提として作られています。
弱点はキータッチの軽さです。
最近のキーボードはピアノに近い弾き心地のものが多いですが、
コンパクトを重視しているこちらの機種はタッチも軽くなっています。
普段ピアノを弾く方にはもの足りないと思いますが、
逆に初心者には優しい作りになっているとも言えます。
出し入れが可能で、場所にも困らないので
広い置き場が確保できない方にはベストな機種です。
モバイルバッテリーでの充電可能なのも嬉しいですね。
出しっぱなしにするとホコリもついちゃうので、
片付けられるのが魅力的ですね。
子どもにおすすめ電子キーボード|まとめ
子どもにおすすめの電子キーボードをご紹介しました。
ポイントをまとめると、
小さいうちから音楽に触れることで、脳や音楽的聴力が発達していきます。
この機会に、まずは電子キーボードで子どもが音楽とふれあえる環境を整えてあげましょうね。
ご紹介したキーボードおすすめ機種↓
子どもから大人まで機能充実
CASIO(カシオ) 61鍵盤 電子キーボード LK-512
シンプル機能で低価格が魅力
RockJam 54鍵 電子キーボード RJ654-MC
スリムボディが魅力
ニコマク 電子ピアノ 携帯型 SWAN 61鍵 2020年バージョン